徒然なるままに

東大寺 二月堂 お水取りとは? 由来と魅力!松明とアクセスも!

東大寺二月堂のお水取りは、若草山焼きと共に奈良に春を呼ぶ行事として知られています。

「お水取り」とは修二会とも言われ、毎年3月に行われる東大寺二月堂のこの修二会の最後を飾る儀式です。修二会とは、全国の神様を招いて行う法要で、若狭の神様が遅刻のお詫びとして若狭から水を送ることにしたことで始まったという伝説があります。
この記事では、東大寺二月堂の「お水取り」について、その歴史や見どころを紹介します。

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「二月堂お水取り」とは?何が行われる

お水取りは、東大寺二月堂の修二会に全国の神様を招待した際、若狭の神様である「遠敷明神(おにゅうみょうじんと読む)」が漁に夢中になって遅刻をしてしまったことがきっかけで始まったといわれます。遅刻のお詫びとして、遠敷明神は二月堂にお供えする水を若狭から送る約束をしています。現在、遠敷明神を祀る福井県小浜市の若狭神宮寺では、毎年3月2日になると、東大寺二月堂の若狭井に水を送る神事が行われます。水は10日間かけて東大寺二月堂にある若狭井に届きます。届いた水を汲み上げて香水壺に運ぶのが「お水取り」なのです。

奈良に住んでいたころ「お水取り」と言えばお松明(おたいまつといっていました)でした。二月堂の舞台からお松明の火の粉が舞う様は豪快な光景です。

「お松明」、これは、修二会の間に毎晩行われる火の儀式で、練行衆が上堂する際に灯され、舞台上を駆け抜け、欄干より振り回されます。二月堂の舞台からたいまつを振りかざして舞う松明の火の粉を浴びると幸せをもたらすと言われています。

松明は10本ほどあり、重さは40kgもあります。その松明を持った僧たちが二月堂の舞台廊下の欄干から松明を振りかざしながら走り抜けます。欄干からは火の粉が舞いその姿は迫力満点で、観光客にも人気です。

特に12日の「籠松明」は、松明が11本に増えて重さも1.75倍と大きくなります。その日だけは、松明を籠に入れて持ち上げます。その火の粉の舞う様子は圧巻です。

また、14日は15日の満行に向けて、短い時間に連続して松明が上がります。その時におたいまつが横並びする姿も見逃せません。
2024年度の「お水取り」は3月1日から14日まで行われます。



お水取り二月堂へのアクセス

「お水取り」が行われる東大寺二月堂へのアクセス方法についてご紹介します。
東大寺二月堂へのアクセスは、JR大和路線・近鉄奈良線の「奈良駅」からバスが出ています。
市内循環バス外回りに乗車「大仏殿春日大社前」で下車徒歩約5分です。
近鉄奈良駅からは、ぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)利用して「大仏殿前」で下車すぐです。

二月堂へは、近鉄奈良線「奈良駅」からの方が近いです。徒歩で約20分位です。途中奈良公園や社寺・鹿の遊んでいる姿を見ながら行けますので、徒歩で奈良の風景を楽しみながら行けます。

車では
京奈和道の「木津IC」から約15分
名神高速道「京都南IC」から約60分です。

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二月堂お水取り会場の駐車場は

二月堂会場には駐車場がないため、近隣の駐車場を利用することになります。おすすめの駐車場は、会場から徒歩8分のところにある「奈良登大路自動車駐車場」が近いです。
住所:奈良市登大路町80

奈良登大路自動車駐車場の料金
普通車:1日1,000円(平日のみ2時間無料)収容台数は284台です。
ただし、春・秋の観光シーズンの休日や行事のある日は、周辺道路の渋滞や駐車場の満車などが発生するため、公共交通機関での来訪がおすすめです。

また、「お水取り」が行われる3月12日には、奈良公園周辺や東大寺周辺道路(369号線)の交通規制、二月堂付近への入場規制が行われます。交通規制が行われるのは、17:00頃~21:00頃になっています。この時間帯は車での通行ができないため事前に確認しておきましょう。

二月堂お水取り御たいまつの由来と日程について

二月堂お水取り御たいまつは、毎年3月1日から14日にかけて、東大寺で行われる修二会の一部である行事です。この行事で、練行衆が二月堂に上堂する際、足元を大松明で照らし先導されます。12日の夜には、本尊に供える香水を汲み上げる行事があり、この行事を「お水取り」と呼ばれます。

お松明は、二月堂に上堂する練行衆の道明かりとして灯されるので、修二会期間中の3月1日から3月14日に毎日あげられています。11名の練行衆が一人一人、二月堂での行のために上堂するための道明かりであり、通常10本の「お松明」があがります。ただ、12日だけは、全ての練行衆が上堂するので11本の「お松明」があげられることになります。この12日の籠松明はひときわ大きく有名です。長さ6mほどの根付きの竹の先端に、杉の葉やヘギ・杉の薄板で籠目状に仕上げ、直径1mほどの大きさの松明に仕上げられています。

お松明の開始時刻や本数は以下の通りです。

3月1日~11日 | 19時から  | 10本 | 約20分間 |
| 3月12日   | 19時半から | 11本 | 約45分間
この日は、奈良公園周辺の交通規制と二月堂付近への入場規制実施
| 3月13日   | 19時から  | 10本 | 約20分間 |
| 3月14日   | 18時半から | 10本 | 約10分間 |

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二月堂お水取りまとめ

二月堂お水取りは、東大寺二月堂で行われる修二会という法会の中の一行事です。3月1日から14日まで、心身を清めた僧が十一面観音の前で荒行によって懺悔し、天下安穏などを祈願します。その中で、3月12日深夜に若狭井という井戸から観音菩薩にお供えするお香水を汲み上げる儀式がお水取りと呼ばれます。また、毎晩行われる松明を燃やすお松明は、火の粉を浴びると1年間無病息災に過ごせるといわれて人気がありますので浴びてみては如何でしょうか。お水取りは、奈良の春の訪れを告げる伝統行事で、2024年で1273回目を迎えます。

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