秋の風が心地よくなってきた頃、ふと「どこか静かな場所で、自然に包まれたい」と思うことはありませんか?
北東北には、そんな気持ちにそっと寄り添ってくれる紅葉の絶景と、心も肌もほぐれる温泉があります。
今回は、青森・岩手・秋田の自然に癒される、ナチュラルな女子旅を昨年旅した妹の体験談からご紹介します。
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青森は、水と森に包まれる紅葉時間
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青森の紅葉は、静けさと透明感が印象的でした。
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流では、木漏れ日が揺れる小道を歩きながら、川のせせらぎにや滝の音に耳を澄ませる時間はとても気持ちの安らぐのを覚える所でした。
奥入瀬渓流の紅葉はまさに絶景で、川沿いを歩くと黄金色や真っ赤に染まった木々が水面に映り込み、まるで絵画の中を散策しているようでした。せせらぎの音と色鮮やかな景色に癒されながらゆったり歩いた後は、近くの温泉へ。湯船に浸かると、体の芯まで温まり、紅葉狩りで少し冷えた体がほっと解けていくようでした。自然の美しさと温泉の心地よさが一度に楽しめる体験で、旅の疲れも忘れるほど贅沢なひとときを過ごせました。
蔦沼
朝早くに訪れた蔦沼では、沼の水面に映る紅葉がまるで絵画のようで、おもわず息をのむように美しかったことが思い出されます。
蔦沼の紅葉は、まるで絵画のような幻想的な美しさを誇ります。ブナの原生林に囲まれた静かな水面が、赤や金に染まった木々を鏡のように映し出し、早朝には朝焼けと霧が加わって神秘的な風景が広がります。特に10月中旬から下旬にかけての紅葉シーズンは、全国から写真愛好家や観光客が訪れるほどの絶景。自然が織りなす一瞬の輝きに、心が洗われるような感動を覚える場所です。
その後に入った蔦温泉の湯は、源泉かけ流しで肌がしっとり。湯治場のような静かな雰囲気が心地よかったです。宿で読書をしながら過ごした時間が忘れられません。
不老ふ死温泉
不老ふ死温泉は、心ほどける場所です。 黄金崎の秋色に染まる絶景を望む温泉旅です。
青森県深浦町、黄金崎の海岸線に佇む「不老ふ死温泉」。その名の通り、まるで時を忘れるような癒しの空間がここにはあります。秋の訪れとともに、周囲の山々は赤や橙、黄金色に染まり、まさに“自然が描く絵画”のような景色が広がります。
宿に到着した瞬間、潮風と紅葉の香りが混ざり合い、五感が一気に解き放たれる感覚。名物の海辺露天風呂は、波打ち際に設けられており、湯に浸かりながら日本海の水平線と紅葉の山並みを同時に眺めるという贅沢が叶います。夕暮れ時には、空が茜色に染まり、湯面に映る紅葉が幻想的な世界を演出してくれました。
アクセスは少々不便ですが、五能線の車窓から眺める紅葉と海岸線はまるで映画のワンシーンのようで想い出に残る場所です。
八甲田ロープウェー
八甲田ロープウェーの紅葉は、まさに空中から楽しむ絶景体験です。全長2,460mのロープウェーに乗ると、ブナやナナカマド、カエデなどが色づく山々を360度のパノラマで一望できます。山頂からは津軽平野や陸奥湾、遠く北海道まで見渡せることもあり、秋の澄んだ空気と相まって感動的な風景が広がります。紅葉の見頃は10月中旬〜下旬で、山麓から山頂にかけてグラデーションのように色づく様子はまるで絵画のようです。
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アクセス
奥入瀬渓流
電車利用
JR八戸駅または新青森駅 → JRバス「十和田湖行き」→「奥入瀬渓流館」や「石ヶ戸」などで下車。
車利用
東北自動車道「十和田IC」または「小坂IC」から約1時間。国道102号線経由で十和田湖方面へ。
春の新緑、秋の紅葉シーズンは特に人気。遊歩道が整備されていて、滝や清流を間近に楽しめます。
蔦沼
電車利用
JR八戸駅 → JRバス「十和田湖行き」→「蔦温泉」下車、徒歩約10分。
車利用
奥入瀬渓流から車で約15分。国道103号線から「蔦温泉」方面へ向います。
紅葉の時期には湖面に映る赤や金の木々が絶景。早朝の撮影スポットとしても有名です。
不老ふ死温泉
電車利用
JR五能線「ウェスパ椿山駅」下車 → 宿の無料送迎バス(要予約)。
車利用
青森市または弘前市から国道101号線を使って約2時間。白神ラインは危険なため避けてくださいとのことでした。今の状況は確認お願いします。
航空機利用
青森空港または秋田空港 → JR新青森駅 → 宿の無料送迎バス(要予約)
日本海に沈む夕陽を眺めながら入る露天風呂はまさに絶景。鉄分豊富な赤褐色の湯も特徴です。
八甲田ロープウェー
電車利用
JR青森駅 → JRバス「八甲田ロープウェー駅前」行き(約60分/片道1,290円)
車利用
青森市から国道103号線(八甲田・十和田ゴールドライン)で約30分。
山頂からは田茂萢湿原や八甲田連峰の絶景が広がり、四季折々の自然が楽しめます。冬は樹氷が圧巻です!
秋田 渓谷と城下町の秋色散歩
★の数(総合): 4.05
★の数(総合): 5.00
★の数(総合): 4.17
角館武家屋敷
仙北市の角館は、「みちのくの小京都」と称される城下町。江戸時代の面影を残す武家屋敷通りでは、黒板塀と紅葉のコントラストが見事です。イロハモミジやカエデが赤や黄に染まり、歴史ある屋敷の庭園を彩ります。秋の澄んだ空気の中、静かに歩けば、時代を越えた風情が心に染み渡ります。夜にはライトアップも行われ、幻想的な景色が広がり、昼とは違う趣が楽しめます。そして、乳頭温泉 鶴の湯では、茅葺きの宿と白濁の湯に包まれて夜の静けさの中で入る露天風呂は忘れられない体験でした。
抱返り渓谷
同じ仙北市にある東北屈指の紅葉名所として知られている抱返り渓谷は、、渓流沿いの原生林が燃えるような赤や黄色に染まり、コバルトブルーの玉川とのコントラストが見事な美しさを生み出していました。遊歩道には吊り橋や奇岩、滝が点在していて特に「回顧の滝」はその名の通り、思わず振り返ってしまうほどの絶景の場所です。約40分程の散策路は、自然の美しさを堪能できる時間でした。
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アクセス
角館武家屋敷へのアクセス
電車利用
JR秋田新幹線「角館駅」**から徒歩約15分
駅から武家屋敷通りまでは、風情ある町並みを楽しみながら歩けます。
車利用
秋田自動車道「協和IC」から約40分
東北自動車道「盛岡IC」**から約1時間30分
航空機利用
秋田空港からリムジンバスで角館駅まで約1時間
角館駅から徒歩またはタクシーで武家屋敷へ
抱返り渓谷へのアクセス
電車利用
JR角館駅から約15分
JR田沢湖駅から約20分
JR神代駅からタクシーで約5分
神代駅は角館駅の隣駅。電車本数が少ないので事前確認をおすすめします。
車の場合渓谷入口付近に駐車場ありますが、紅葉シーズンで大変混雑していましたので早めの到着がおすすめです。
岩手 山の恵みと静かな湯宿
岩手では、自然の力強さと優しさを感じました。
★の数(総合): 3.59
★の数(総合): 4.22
後生掛温泉
後生掛温泉は、地熱の力を感じる硫黄泉でした。紅葉に包まれた山道を歩いた後に入る温泉は、まさに極楽でした。
網張温泉
標高の高い場所にあり、ここから眺める紅葉が絶景です。特有の白濁の湯に浸かりながら、遠くの山々を眺める時間は平地とは違った心に残る所でした。
宿泊した大沢温泉 湯治屋は、木造のレトロな建物で、まるで時間が止まったような空間で、湯上がりに縁側でぼんやりする時間は癒しでした。
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アクセス
後生掛温泉へのアクセス
電車利用
JR鹿角花輪駅から秋北バス「後生掛温泉」行きで約1時間
本数が少ないため、事前に時刻表の確認をおすすめします。
車利用
東北自動車道「松尾八幡平IC」から約50分
秋田自動車道「鹿角八幡平IC」から約40分 → 国道341号線を経由して八幡平アスピーテラインへ。冬季は通行止めになることがあるので注意!
網張温泉へのアクセス
電車利用
JR盛岡駅西口から岩手県交通バス「網張温泉」行きで約1時間15分 終点で下車すると宿泊者向けに送迎バス利用(要予約)
車利用
東北自動車道「盛岡IC」から約40分 → 国道46号線→県道219号線→小岩井農場経由でアクセスします。
東北自動車道「滝沢IC」から約35分 → 国道4号線→国道282号線→岩手山方面へ向います。
どちらも自然豊かな高原地帯に位置していて、四季折々の景色とともに温泉を楽しめます。特に秋の紅葉シーズンや冬の雪見風呂は絶景ですよ。
北東北のナチュラル女子旅の楽しみ方は
静かな時間を大切にしたい人におすすめです。
写真映えより「記憶に残る風景」に巡り会える旅 でした。
一人でも安心して泊まれる、温もりある宿 が印象的です。
私の旅行日程は以下でしたが、観光地を駆け足で回った感じで本当はもう少し時間を掛けて廻りたかったと言うのが実感でした。
1日目
奥入瀬渓流 → 蔦沼 → 蔦温泉宿泊(湯浴み・地元の食事)
2日目
朝風呂 → 角館散策 → 抱返り渓谷 → 秋田駅から盛岡駅(泊)
3日目
八幡平の後生掛温泉→網張温泉→盛岡駅ー東京
★の数(総合): 4.27
★の数(総合): 4.05
まとめ
自然の色に包まれて、静かに過ごす秋の時間。
北東北には、そんな旅が叶う場所がたくさんあります。
紅葉と温泉に癒されながら、自分らしいペースで過ごす女子旅。
今年の秋は、心と体をそっと整える旅に出かけてみませんか?
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