アイリスオーヤマポータブルクーラーIpp-2221GとIPA-2221Gの違いは?特徴と機能から比較。
IPP-2221GとIPA-2221Gは、どちらも4.5~7.0畳向けのポータブルクーラーですが、
購入を検討している方はどちらがと迷ってしまいますが、どこが違うのかを調べてみ
ました。
ポータブルクーラーとは!
ポータブルクーラーは工事不要なので、エアコンを設置出来ない場所にも置くことが出
来るという利点があります。又移動用のキャスターが付いているので表の小屋や、駐車
場などでの作業にも使用できる手軽さがあります。
動作はエアコンと同じ仕組みですが、エアコンでは分離されている室内機と室外機が、一
つに組み合わさっているので、温風を表へ排出する必要があります。付属の窓パネルとダ
クトを利用して熱を室外に出せます。
室内機と室外機が一緒になっていることで、音はエアコンに比べると多少大きく感じますが
そのほかはエアコンと同様の機能で涼しくしてくれます。
IPP-2221GとIPA-2221Gの違い
1.外観が大きく違います。
IPP-2221GとIPA-2221Gの最も大きな違いは外観のデザインです。
外観は極端に違うので、この外観の好みで決めたという方もおられます。
IPP-2221G
IPA-2221G
本体サイズと重量の比較
本体サイズ
IPA-2221G 高さ 70cm 横幅 28.6cm 奥行き 32cm
IPP-2221G 高さ 77cm 横幅 31.5cm 奥行き 39.5cm
重量
IPA-2221G 22kg
IPP-2221G 24kg
IPP-2221Gの方が、サイズが大きい分重量がありますが2kgの差です。
どちらも20kg越えですのでキャスターが付いているといっても重いです。
工事不要と言うこともあり、受け取りから設置までやる必要がありますので女性の方一人
では厳しいかもしれません。重いですが設置は、ダクト取りつけが少し手間取るかもしれ
ませんが作業そのものは難しくありません。
風の向き調整機能
風の向き調整は、リモコンではなく手動でやる必要があります。
IPA-2221G ルーバーの向きは上下方向の調節のみ
IPP-2221G ルーバーの向きを、上下左右好きな角度に調整出来る
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消費電力
IPA-2221G 755w/870w 10h当たり 204/234円
IPP-2221G 490w/600w 10h当たり 132/162円
IPA-2221Gの方が、消費電力は上記のようにおおいです。
両機冷房能力は、4.5~7畳と変わらないですから風向き調節が、上下左右機能のある
IPP-2221Gの方が省エネで機動性がありますが少し重いです。
以上が、IPP-2221GとIPA-2221Gの大きな違いでした。
機能については殆ど変わりませんので、IPP-2221Gの機能をメインに説明させて戴きます。
充実の機能
詳しく説明していきます。
IPP-2221G
IPA-2221G
ノンドレン方式の採用
ポータブルクーラーを作動させると、内部に結露等で水が発生します。この水を本体
内部にある熱交換器の熱を利用して蒸発させてしまう方式で水を捨てる手間を省いて
います。たまったらその都度捨てにいかなくて良いのは助かりますね。
但し、梅雨期のような湿気の高いときは蒸発が間に合わないときは内部にためます。
内部洗浄機能
運転停止後も、しばらくの間ファンを回し内部の湿気や熱を飛ばして本体内部を清潔
にします。
これを実施することにより、フィルターの目詰まりを防ぎ空気の流れを正常に保つこ
とになり省エネにつながります。
内部を清潔に保てるので、カビの発生を抑え嫌な臭いも防ぎます。
おやすみモードで温度変化を徐々に
お休み前に「おやすみ運転」で温度設定しておくと、1時間に1度温度をUPし、2時間
後以降は2度UPした温度設定という急激な温度変化をなくした運転を行ってくれるので
快眠に向うことが出来ます。
除湿機能で梅雨期のお部屋もカラット!
エアコン同様に除湿モードが付いています。
ジメジメ湿気を除去してくれるので、部屋干しにも活用できます。
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排気ダクト用窓パネル付き
ポータブルクーラーは、本体から排熱するので冷房効率を高めるためには、熱を屋外に
出す必要があります。この排熱用のダクトを窓へ簡単に取り付けるための窓パネルが付
属しています。
ダクトを取り付けたときに、窓を外から開けられないようにストッパー用の補助鍵が
付属しています。
旧型では付いていなかったので、出かけるときにはダクトを外して窓を閉めていく必要が
ありましたが、この点メーカーも気づいて早々と応えてくれました。
IPP-2221G
IPA-2221G