徒然なるままに

京都観光名所 嵐山 竹林の小径から龍安寺へ!きぬかけの路から金閣寺へ!

嵐山から竹林の小径を通り龍安寺へ、きぬかけの路を散策し金閣寺へ


京都観光は見るところが多くて初めての方はどこから廻れば良いのかまよいますが、
今回は嵐山からの1日コースのモデルコースをご案内します。


京都駅から嵐山渡月橋へ

京都観光の交通の始発駅は、JRと近鉄が入る京都駅が便利です。大阪方面からは阪急
京都線の四条河原町駅と京阪電車の京都三条駅があります。このガイドでは市バス・
地下鉄・タクシーの利用の便利な京都駅からご案内になります。私も帰省の度によく
利用したコースです。

今日巡る京都の観光コースは、人気の嵐山 渡月橋から京都らしさを味わえる竹林の小
径を散策したあと石庭で名高い竜安寺へと向います。そのあと日暮れ前に黄金に輝く
金閣寺の美しさを堪能したあと始点の京都駅へ戻ります。

京都駅から嵐山へのアクセス。

嵐山へのアクセスには市バスもありますが、JR嵯峨野線の利用が時間も早く便利です。
嵯峨嵐山駅への所要時間は約15~20分です。

嵐山の渡月橋までは徒歩ですが、約10分位です。嵐山を代表するスポットの渡月橋は、
遠くから眺める方がキレイです。写真で見る渡月橋のほとんどは下流側から撮られた
ものが多いです。
母に聞いた話では、月の夜に川面に写る月の移動が川を渡っているように見えたこと
からとも聞きましたが確かにそのように見えるかもしれません。渡月橋は春の桜に秋
の紅葉の季節が素晴らしいところです。

 

嵐山 から竹林小径へ

嵐山から徒歩10分の竹林の小径を歩くと、道の両脇の笹の葉がサラサラと風にそよぐ音
が耳に易しく入ってきて清々しい感じに成り京都を感じる所です。
竹林の道は、途中にある野宮神社から大河内山荘までの約400m程の小径です。両脇には
数万本の竹が植えられている様は壮観です。

竹林小径から野宮神社・大河内山荘庭園へ

野宮神社は、小径の入り口にあり創建は809年で当時の皇族が伊勢神宮参拝の時に立ち
寄り身を清めたと言われています。神社には絵馬が奉納されていて、恋愛成就の神様と
言われています。敷地内にあるお亀石をなでながら願い事をすると良いそうです。


竹林の道を抜けると、昭和の時代劇俳優の大河内傳次郎氏が出演料をなげうって歳月を
かけて造園した大河内山荘庭園があります。登録有形文化財にもなっていますので時間
があれば足を伸ばしてみて下さい。

竹の小径から嵐電で竜安寺へ

竹の小径の散策を味わったあとは世界遺産の龍安寺へと向います。
龍安寺へは嵐電利用し40分で着きます。
龍安寺は1450年に創建された禅寺です。応仁の乱で一度焼失しましたが1488年に再興
されています。当時は大寺院でしたがその後も焼失や洪水などがあり一部の再建に留ま
ったそうです。

龍安寺と言えば方丈庭園の石庭が余りにも有名です。一面に敷き詰められた白砂で水を
表し、水の流れを表す文様の上に15個の石を5つに分け配している日本特有の庭園様式
の枯山水と言われるものです。庭を見ると草木がどこにも使われていないのが特徴です。

方丈の北東には、水戸光圀候が寄進といわれる、茶室に入る前に手を清める石造りの手
水鉢があります。そのそばに早春に開花する近くに侘助椿(わびすけつばき)あります
が、咲いているときの花はまだ見たことがありませんが、茶人の千利休に愛されたそう
です。わびさびが連想される花ですね。

龍安寺鏡容池

境内には、南の半分程を占める巨大な池があり鏡容池です。四季折々のの美しい草花が
楽しめます。特に春の桜、秋の紅葉の季節は鏡容池に鏡のように映え美しい光景となり
ます。夏も負けずに、黄色やピンクの睡蓮が咲き誇ります。

龍安寺の境内には、豊臣方の武将真田幸村と妻の塔頭があるそうですが現在は非公開と
なっています。

龍安寺へのアクセスと拝観料

龍安寺へ直接いく場合は
電車では、嵐山より京福電鉄で「龍安寺駅」下車 徒歩7分です。
バスの場合、京都駅市バス59番系統「龍安寺前」下車すぐです。

拝観料    500円

龍安寺から、きぬかけの路で金閣寺へ

龍安寺から「きぬかけの路」を道なりに歩いて行くと豪華な舎利殿出知られる金閣寺に
至ります。
「きぬかけの路」は、仁和寺から龍安寺を通り金閣寺へ山麓を通る緑豊かな観光道路で
す。散策にも素敵な路です。

金閣寺は、室町幕府の足利義満によって建立され、その豪華絢爛さは世界にも知れ渡っ
ています。屋根の上には金色の鳳凰が輝いています。舎利殿は昭和25 年の放火で焼失
していますが、5年後に再建されています。三島由紀夫さんの小説で知りました。今は
更に厚みのある金箔をほどかされて創建当時の輝きになっているそうです。

この舎利殿の前には広い鏡湖池があり、そこに映える逆さ金閣寺は見応えがあります。
最近は京都も雪が少なくなりましたが、雪を被った逆さ金閣寺が鏡湖池に映える様は絶
好の撮影ポイントです。この池の周りの大小の石は極楽浄土を表しており日本各地から
集められたと言われています。

金閣寺は国宝には登録されていませんが、鹿苑寺(金閣寺の正式名称)自体は京都の文化
財の一つとして認められています。そして、1994年12月にユネスコ世界文化遺産(古
都京都の文化財の構成資産の一つ)として登録されています。


嵐山・龍安寺・金閣寺への直接アクセス

京都駅から嵐山 龍安寺 金閣寺へ直接いくときの乗り物案内です。

嵐山・嵯峨野方面

京都駅から嵐山・嵯峨野方面へのアクセスはJR嵯峨野線利用が便利です。
嵯峨野線は、旧山陰本線で「嵯峨嵐山駅」で下車します。
所要時間は快速と普通で違いがありますが約20分弱です。
嵯峨嵐山駅そばには、トロッコ列車の乗り場があり保津川船下り乗り場へも行けます。

龍安寺方面へのアクセス

龍安寺は、世界遺産で方丈庭園の石庭で有名で金閣寺も近くにある名所ですが、バスを利用すると渋滞に巻き込まれることが多いので直通バスは利用せずに
・京都駅からJR嵯峨野線に乗り、途中の円町駅にて下車します。
・円町交差点より15系統・特205系統のバスを利用し龍安寺へ向います。
・京都の西大路通を北上するコースで、約50分程です。

金閣寺方面へのアクセス

京都の代表的な名所の金閣寺ですが、龍安寺同様京都駅からのアクセスは直通の101系統・205系統のバスがありますが、渋滞に巻き込まれて時間が掛かることが多いです。龍安寺同様のコースが無難です。
・京都駅からJR嵯峨野線に乗り、途中の円町駅にて下車します。
・円町交差点より204系統・特205系統のバスを利用し金閣寺へ向います。
・所要時間 約30分程です。

 

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