先のブログでも紹介していますが、京都の紅葉は、日本の伝統文化や仏教美術に触れながら、自然の美しさを感じることができるところです。この紅葉を星空の下でライトアップされると昼とは違った幻想的な美しさを感じることができます。ライトアップされる寺社と見どころを紹介していきます。京都は平日か、朝早く人の少ないときに歩くと本当の京都を感じられますよ。私も帰省時には朝6時頃よく嵯峨野あたりを散策しています。
京都の紅葉ライトアップと見どころ
京都紅葉ライトアップ清水寺の見どころ
京都清水寺は、北法相宗の大本山で、世界遺産にも登録されている仏教寺院です。本尊は十一面千手観世音菩薩で、「清水の観音さん」と親しみを込めて呼ばれています。
京都清水寺のライトアップの見どころは、国宝の「清水の舞台」やその周辺のヤマモミジなどの紅葉を約500基の照明でライトアップされ鮮やかな景色となります。観音さまの慈悲を表す青い一筋の光が夜空に放たれる光景もあります。清水の舞台は釘を使わない地獄止めで組み上げられた耐震性にも優れた建築物で、この舞台から紅葉のみでなく京都市街の眺望とが一度に楽しめます。舞台下には、音羽の滝や三重塔、阿弥陀堂などの紅葉以外にも見どころがたくさんあります。
清水寺の紅葉時期とライトアップ
清水寺の紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬です。
ライトアップは11月18日から30日まで、17:30から21:30まで行われます。ライトアップを見に行かれる場合、週末や祝日を避けて平日に行かれた方が比較的空いています。夜間特別拝観期間中は21:00までです。拝観料は大人400円、小中学生200円です。
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京都紅葉ライトアップ清水寺の景観スポット
清水寺の清水の舞台
舞台からは、手前の紅葉と共に遠く京都市街の眺望を見ることが出来ます。
奥の院
舞台から少し離れたところにあり、紅葉と共に清水の舞台を斜め方向から見渡せ美しい景観です。ライトアップされたとき清水の舞台が幻想的に浮かび上がるの
も見ものです。
音羽の滝
この滝は舞台の斜め下にあり、清水寺の開創の起源で寺名の由来となった滝です。滝から見上げると舞台の柱の様子も楽しめます。
三重塔
清水寺からの帰る途中三重塔を見上げると、紅葉に覆われた美しい景色を楽しめます。
子安塔
少し離れた場所にあるので穴場といえるところで、ここから見上げる舞台は紅葉の中に浮かんでいるように見えて素晴らしい景観のところです。
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清水寺へのアクセス
清水寺は京都市東山区にある世界遺産の寺院で、日本でも有名な観光スポットです。京都駅から清水寺へは、バスで行くのが便利です。
バスでの行きかた
京都駅から
市バス86系統、106系統、110系統、206系統、臨100系統、臨206系統のいずれかに乗り、「五条坂」か「清水道」で下車。
所要時間は約30分で、料金は230円です。
河原町駅から
市バス207系統に乗り、「五条坂」か「清水道」で下車。
所要時間は約15分で、料金は230円です2。
どちらも、バス停から清水寺までは徒歩約10分。
車で行く場合
高速道路を利用する場合
京都東IC又は、京都南ICから国道1号線を経由して清水寺に向かいます。所要時間 約20分~30分です。
清水寺の駐車場
清水寺の境内に駐車場はありませんが、近くに京都市営駐車場や一時預かりの駐車場がいくつかあります。しかし、よほど早く行かないといつも満車です。できれば公共交通機関を利用された方が無難です。
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京都紅葉ライトアップ嵐山の見どころ
嵐山の紅葉のライトアップは、嵐山花灯路というイベントの一部として行われているものです。嵐山花灯路は、嵐山エリア内の渡月橋や竹林の小径や周辺の寺社庭園などをライトアップするイベントで、毎年12月の中旬に10日間ほど開催されます。
この嵐山花灯路の見どころは、渡月橋、竹林の小径、天龍寺や龍安寺などたくさんあります。渡月橋のライトアップは、例年12月の中旬に10日間ほど行われていましたが、2021年度をもって最後となっているようです。
但し渡月橋の橋桁は年中、夕暮れ時になると嵐山保勝会水力発電所のクリーンエネルギーを利用してライトアップされていますので夜景を見ることは出来ます。
残念ですが、竹林の小径のライトアップは21年度で終了しています。見に行くことは出来ますが、夜は本当に真っ暗です。龍安寺もそうですので、近くの仁和寺でライトアップされていますので、天龍寺と併せて紹介させて戴きます。
嵐山 天龍寺紅葉のライトアップ
天龍寺は世界遺産にも登録されている京都を代表する寺院の一つでとても大きいお寺です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色を楽しめるスポットとして年間を通して美しい風景を楽しめるところです。
天龍寺紅葉のライトアップは、宝厳院という塔頭(たっちゅう)で行われます。宝厳院は天龍寺の中にある小さなお寺です。塔頭とは、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔や庵などの小院のことです。
宝厳院の庭園は「獅子吼の庭」という名前がついています。 獅子吼とは、ライオンが大きな声で吠えることを言います。 この庭園は、山や池や石や木があって、自然の景色を真似して作られた庭園になっています。
秋には、この庭園の木々が赤や黄色と鮮やかに色づきます。例年 紅葉の時期には、秋の夜間特別拝観が実施され、庭園「獅子吼の庭」のライトアップが行われます。夜間特別拝観では、日中の獅子吼の庭園の鮮やかな紅葉とは又違った、艶やかな紅葉が織りなす幻想的な景観を楽しむことができます。
宝厳院紅葉のライトアップの期間・料金
ライトアップの期間
2023年11月11日(土)から12月3日(日)
時間は 17:30から20:30です。
料金は一般 600円 小中学生 300円
宝厳院へのアクセス
電車利用
京福電鉄嵐山線「嵐山駅」下車 徒歩3分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車 徒歩10分
阪急電鉄嵐山線「嵐山」下車 徒歩10分
京都市バス28系統で「嵐山天龍寺前」下車 徒歩すぐ
宝厳院の駐車場
宝厳院専用の駐車場がありませんが、天龍寺駐車場を利用します。
収容台数は約100台で有料になります。但し、営業時間は8時半から17時までですのでライトアップ時の時間帯は使用出来ません。有料になります。
普通車 1000円、
タクシー 2時間500円
天龍寺駐車場から宝厳院までは徒歩約5分です。
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